術後
1ヶ月は安静にと言われ
サボった身体は
なかなか元には戻らない

昨日もまた
リハビリにと
低山をぶらりすれば
鳥たちの囀る声に包まれて
嬉しくもなる







今まだ
わずかに残る
脇腹へのピリッとした痛みを
かばいながらの山道

急ぐことなく
ゆっくりと歩けば
いつもよりも
彼らの声は染み込んでも来る

それでも
姿は見えず
鳥は鳥たちのいとなみをと
この季節を急ぐ

僕はカミさんに見守られて
この山道を歩く



いつの間にか
時間と戦っている自分に
気付いても

どうにもならないことを悟り
我が身を任す


こうして落ちる体力に

熊の出没が拍車を掛けて

更に山を遠ざける

還暦よりも
この65という齢は
染み入る場所が深いようだ…