訊けば
周囲で受け入れてくれた
友達たちの家族は
あれから45年もが経てば
すでに
皆 行方不明だそうで
その中で
何度かの引越しをしてはいるが
こうして
今まだ心の拠り所のように
繋がっていることに
心から感謝をすれば
その後も
日本人学生たちを
切れずに受け入れてくれたことで
同じだけ齢を重ねた仲間たちが
全国から集まり
更にそれは
世代を越えて
繋がって行く
すべては
ホストマザー フィリスのおかげで
彼女を中心として
彼女の家族 友達
そして
僕らの家族 友達 …
その先の未来へと
繋がって行けば
あの日
えいっ! って
飛び込んだ 僕の無茶も
まんざら
冒険ではなかったのかもしれない
未来は誰も
予測出来ないけれど
そろそろ
会っておかねばと
思ってしまう齢となった
あの頃
守るべきものが
何もなかった若造には
恐いものなどなく
言葉の壁だけの不安の中
火にいる虫のように
目の前の興味に
入り込んで行き
怪我を負い
命の危険までもを経験し
それでも
運が味方してくれて
今まだここにいる
本家の長男ゆえ
仕方なくも戻ったことで
どうやら
延命が出来たようだ
さて
本日は
浅草から始まる
フィリスたちの最終日
どれだけ
仲間たちは集まるのだろうか

