またこの日がやって来て
ふと
あの日を思い出す

今年もまた
季節の花をと
巨大なホームセンターの入口に
差し掛かると
突然の大きな揺れに襲われ

多くの方々が
こちらへと向かい走って来た

これは
ただ事ではないと
急いで車へと戻り乗り込むと
その車ですら
あまりの揺れで
倒れるかも? と思い
慌てて外へと出て
多くの方々と揺れに耐えた

揺れが収まると
そのホームセンターは閉鎖され
花どころではなく
割れたガラスが散乱し

どうしたものかと
あいつの墓所へと向かった

墓所の近くのスーパーも
やはり同じように
閉店されていて

これは難しいと判断し
それよりも
自宅は大丈夫かと
帰宅した

すると
案の定
リビングは
棚から沢山のものが落ちて
足の踏み場もない

テレビを見れば
とんでもないことになっていて
余震は続き
初めての経験に恐くなった

翌日
1日遅れを詫びながら
あいつの墓前へと向かうと
あちらこちらの墓石は倒れており

おい
とんでもないことが起きてしまった
そして
残念ながら
お前と同じ 命日の方が… と
言い掛けてやめた

3.11


そうだ
僕らの中で
1番先に 
さよなら しちまったあいつ

数えれば
年に1度も
もう39回にもなるが
今年ばかりは この体調
すまんが
ちょいと
先延ばしさせて頂こうかと思う



ここ数年
この日の墓参の跡がないが

ならばせめて
忘れないことが
きっとまだ
あいつを
生かしてくれてるのだろう