お隣りの方は
2日目から
歩行補助機を使って
トイレに行けるようになったが
お向かいの2人は
相変わらず
ベッドから起きられない
すれば
日に何度も
ナースコールのボタンを押し
その都度
看護師さんたちは
急ぎ足でやって来る
日中はもちろん
真夜中ですらそれは多く
仕方なくも
そんな現状
僕は結局
そのナースコールを
1度も鳴らすことなく終えそうで
術後の晩は
看護師さんが
何度も来てくれたから
こちらから
お願いする前に用が足りた
翌朝には
もう歩けと
無理に歩かされたが為
もう大丈夫なようだ
それにしても
こんなときに
人は性格が現れるようで
お向かいの2人の
片側の方は
相変わらず丁寧な言葉遣いで
看護師さんに接しているが
もう片側の方は
そこまで言わんでも… なんて
ちょいと
カチンと来る言葉を吐き続けている
それでも
看護師さんたちは
それを上手く交わして
何事もなかったかのように…
おい
オヤジ
ひとこと
ありがとうくらい
言えば良いのに…
そんなことが
氣になって仕方ない


