昨年からの
長いカウントダウンも終わり
さあ
いよいよかと思いながらも
手術以外で
なんとかならないのかと
まだ
ジタバタしてみるが
やっぱり無理らしい
やはり
男は痛みに弱く
これからの痛みを想像しただけで
逃げ出したくもなるが
以前の
若い頃の
2度のそれよりは
少しは楽なそうだから
仕方ないかと覚悟をしてみる
これで
今後
生涯の健康が約束されたならば
とても有難いが
老いと共に
身体は徐々に傾くのだろう
まずはもう
多くに気遣い
無理することなく
生きることにしようと思う
昨今
あとどのくらい?
あと何度? と
口にする方々の氣持ちが
分かって来た
それが僕ならば
きっと
桜ではなく
スーパーボウルと
フライフィッシングと
好きな方々のライブだと
答えるのだろう
家庭を持ち
あまりにもせわしかった
子育ての時間を
ほとんど覚えていない
それが終われば
彼らを社会へと送り出し
今
孫たちとの時間が始まった
還暦と共に
フリダシへと戻るそうだけれど
同時に
時間はスピードを増して
止めに掛かるこの手を無視して
あざ笑うかのように
目の前を過ぎ去る
振り返ることばかりが増えて
あいつは 元氣か?
あの娘は どうしてる? と
もう届かない彼らのことばかりを
思い出しては
残りの持ち時間の中で
ちょいと無理しても
会っておかねばと考えると
更に想いは増すばかり
伝えたいことは
ありがとう ではなく
きっと
出会えて良かった なのだろう


