昨日今日と
体調を崩し 横になって
窓から外を眺めている
飛んで来る鳥たちを見ては
良いなあ
お前たちは飛べてと
いつも思う
川を泳ぐ魚たちを見ては
良いなあ
お前たちは泳げてとも
もしかすると
太古の昔
人間たちも飛べたのかも? なんて
ふと思ってみるけれど
翼よりも
走ることを選んだのならば
仕方ない
水の中よりも
丘を選んだのなら
それもまた仕方ない
進化の過程は
分からないけれど
僕らはある日
ここに降って湧いたわけではなく
何度も姿を変えながら
今 人間に辿り着いた
すれば
この先
何万年もが経てば
また違った生物に枝分かれして
ある者は 空へ
ある者は 海へと
その環境に都合良く進化して
舞い戻るのかもしれない
その時にはすでに
人間の姿ではなく
鳥に
魚にと
変わっているのだろう
こんな僕でも
地球環境は
年々悪くなっていることが分かる
すれば
このまま放置すれば
いずれ
ここには住めなくもなり
他の星を探し
移住せねばならない
しかし
そこには大きな距離と
大きな環境差があって
この身体をもってしての
移住は難しい
そしたら
そこの環境に順応させねば
生存は難しい
昨今
火星へと向けて
そんな計画が始まったらしい
それでも
まだまだ遠く
まだまだ未知の世界
ならばいっそ
太陽系を出て
地球に似た星を探さねばならない
ここでは
さほど多くの星は見れないけれど
もしも
その星たちがすべて見えたならば
夜空は星で埋め尽くされ
黒い隙間はなくなるそうだ
それだけ
宇宙は広く
また可能性はあって
いずれ人類は
その進化の過程で
この星を脱出せねばならなくなる
その時
人間たちの姿は
どうなっているのだろうか
いずれにせよ
僕らはそれらの進化を
見届けることは
出来ないらしい…


