大抵の絵描きさんは
生きてる時には評価されず
亡くなった後
売れることばかり
それは無いものねだりなのか
それとも
評価まで時間が掛かるのか
分からない
それでも
多くの者は
その評価すらされず
世の中から消える
敏腕な画廊が付いてくれたならば
わずかでも
加勢されるのだろうけれど
なかなか
世に出るまでには
至らない
時折
重なった音が
耳ざわりに聞こえることがあって
それは
ギターのコードでもあり
なんとも不安定な
そんな…
いつか友達が
お前の落書きは
不協和音のようだと
笑っていたけれど
それが理解出来ず
また難しい言葉で… なんて
苦笑いしたことを思い出す
ちょいと油断したが為
昨日から寝込んでおり
手術前だというのに
何も出来ずにいる
すると
心も落ちて
先日の手術前の説明を思い出し
わずか数%だが
危険性もあることを聞いた
すれば
もしや? なんて思う中で
遺言を書いとこうかと
ふと思ってみれば
さほどのそれはなく
1. どうぞご自由に
2. ぱふと眠りたい
3. 600枚の落書きを捨てないで
なんてだけ思い浮かんだけれど
そんなもんかと
また苦笑いしながら…


