早いもので
あと半月もしたら
もう お水取りが始まる
奈良
東大寺
二月堂
いつの頃からか
さださんの曲に連れられて
毎年 通ったそれも
コロナ禍により阻まれ
ちょいとご無沙汰してしまった
いつか
さださんが表現したように
奈良は
時間の大きな粒子が
身体を突き抜けて行くようで
そろそろまた
今年からはと思っていれば
ちょうど入院と重なってしまい
遠くから
その情報だけを頂くこととした
今年もまた
選ばれし練行衆たちは
すでにそこへと入り
その準備に追われている
この歴史的な行事は
日本人として
1度は参加して頂きたくもあり
また
それがのちに
心の支えにもなるはずで
火と水との
あまりにも壮絶な業は
遠くから観るだけで良い
ここが終われば
春が来る
そんな
季節の節目を
その目で
その身で
体験して頂きたい
そして
出来ることならば
松明のそれが終わり
多くの方々がはけた後
本当は
そこからが本番で
人影が減り
真夜中に
ゆらりする炎と
燻る匂いと
走り回る下駄の音と
身体を打ち付けるきしむような音
更には
そこからの帰り道の
暗い参道の怖さと
突然
姿を見せる
戻りはぐった鹿たちの姿
まるで
1000年も時が戻ったかのような
そんな薄暗い空間の中
ひとり
何を
どう感じるかが
きっと本当は
問われているのだろう
是非
出掛け頂きたい
1300年
1度も絶やすことなく続く
この国の最高行事
春 近し
春 まだ来…


