今日がもし
人生最後なら…
そんなテレビ番組を観ていた
大学での教授となり
その教壇へと立ち
若者たちに
何かを伝える
伝えておかねばならないことは
皆 それぞれ
多々あるのだろうが
問題は
それを正しく
伝えられるかということ
そして
それを受けた若者たちが
どう思い
どう動くかということ
聞き流す者もおろう
拒絶する物もおろう
それでも
何かを伝えておきたいのだ
彼らもまた
時が来れば
そういえばあの時… なんて
振り返るのかもしれない
目線は確かに
今 合わないのだろう
でもそれは
いずれ近づいて
氣付くこともある
それは
僕らもまた同じだったと
そんなことを信じて
言葉を残す
時間は無限に続くと
あの頃思っていたが
老いた日に
残りの持ち時間は? と数えれば
かなり短い有限であることに
ある日氣付いて
佇むこととなる
伝えたいことは
ひとつ
今を全力で!
そんなことだよ
きっとね…
さて
病で休んでいた
党の代表は
残り3日となり
居ても立っても居られなくなり
民衆の前に立ち
本当を伝え
慌ただしくも駆け回った
遺言として
聞いて下さいと
微笑めば
民衆は
驚くほど集まり
それを真正面から受け止めて
強い風が吹いた
僕は
長年支持しながらも
わずかしか手伝えなかったことを
詫びながら
その心に涙した
ここに集まった方々は
どれだけ理解したのかと
期待と不安とに揺さぶられ
久々に
熱くなった
世の中は
変わるのだろうか
この世は
最高の舞台
そして
最後の舞台
今
変わらなかったら
もう
変わることはないのかも
しれないけれど…
心あらば
必ず分かるはず
変わることを
信じて…


