休むことなく
毎日毎日
何らかの用事と共に
過ぎて行く

リタイアと言っても
セミリタイアだから
時間がありそうで
まったくない

現役との違いは
せわしく迫って来る
お客様がいなくなったこと

自分のペースで
片付けやらの
物事を処理して行けるから
ストレスは無くなった



ただし
慣れない作業に
身体はあちこちにガタが出て
傷だらけ
怪我だらけ…

それはきっと
今月の手術前までに
そこそこやって置かねばと
思う氣持ちが急がせるのだろう



楽をしたいと思うことはなく
落ち着いた頃
旅をしたいとだけ思っている

昨日もまた
道の駅の駐車場で
隣り合わせた
キャンピングカーのご夫婦

どちらへ? と
掛けたひと言で長話

62でこの車を手に入れて8年
もう沖縄以外
すべてを周ったよと良い笑顔

助手席には
相棒の犬くんがいて
後の席では
奥様が微笑んでいる

家を出たら
数ヶ月は戻らないなんて
キャンピングカーを住まいとした
移動旅

僕もまた
そんな姿を目指していたけれど
その相棒は先立って
今は
ワゴン車でカミさんとの
短い旅ばかり

本家の長男
そろそろ実家へと戻らねばならない
そんな立場となり

夢で終わりそうな
そんな長旅へ
なぜもう少し早く
決断出来なかったのかと
今頃 後悔などしてみるけれど

時間はもう
届かない



現実の中では

年齢と相談すれば

今しか出来ないことばかり



思ったならば
願ったならば
即 実行せねば
もうそのチャンスは
巡って来ないようだ



時は待ってはくれず
友もまた
待ってはくれない

還暦までに
準備をして
還暦と共に
スタートせねば
間に合わないのだと

いつの間にか
5年もが過ぎた時間を
棒に振ったかのように
反省などしてみるが

戻らない
戻らないのだ…

還暦で
バイクを降りる決断は
出来たというのに…