ここに
あの頃
ハワイへと立ち寄る度に
探し求めた
バンパーステッカーがある

結局
勿体なくて
1度も貼ることなく
長い時間が過ぎた



ここ数年
頻繁にみる夢は
氣持ち良く
サーフィンをしている姿で

それは大きな波ではなく
ワイキキ辺りの遠浅の海岸で
沖の方でブレイクした波に乗り

長い板で
ゆらりとロングライディング

わずかに身体を傾けると
右へ左へと
板はなびき

心地良く吹く
オフショアの風に
長い髪を揺らしながら

青空の下
透明な水の上を滑り

岸辺から手を振るキミに
手を振り返すと
その瞬間
体制を崩し
落下なんて…



あと少しで
キミに辿り着けず

またパドルして
沖へと向かい
次の波を待てば

今度は大きなうねりのある
波に呑み込まれ
氣が付けば
海岸へと打ち上げられていて

心配したキミの腕の中で
目を覚まし

大きな波に
太刀打ち出来なかった自分を責めて
もはや
ここまでかと
嘆いている姿



そんな夢を
何度も何度も
繰り返しみて来たけれど

今朝はそこへ
孫たちが現れて
僕の板を手に
その大きな波に挑んで行く姿

場面は
間違いなくノースショアで
きっと
ワイメアベイなのだろう



エディ


心配しながら
横をと見れば
あのエディが
隣で微笑んでいて

彼なら やれるよ! と
僕の肩を叩いて来る


そうか
僕のDNAから
とうとう凄い奴が現れたかと
そのプライベートビーチを持つ
自宅のテラスで
ゆらり椅子に揺られ
眺めながらこの世を去る

そうか
エディが迎えに来てくれたのかと
微笑んだところで
目が覚めた



もしも次の世があるのならば

次は

ハレイワ辺りに生まれて


レインボーのかき氷屋でもやりながら

毎日

海に入っていたい なんて…