氣が付けば
立ったまま
片足づつ上げて
軽く履けたはずの靴下が
履けなくもなって
階段に足を掛け
楽して履く
そんな 自分の姿
それは
これから手術予定の右腹の
腹壁瘢痕ヘルニアのせいで
右足だけだったはずが
それをカバーしたが為
左足もとなってしまったようだ
腹筋が緩くなったのか
身体がギクシャクして来たようで
こりゃ
いよいよジムに通い
追い込まねばと思ってみる
それでも
筋肉で固めた身体は不要
もう
しなやかに動く身体が欲しいわけで
ストレッチをしてみても
なかなか
硬くなった身体は戻らない
いや
この身体
柔らかかったことは
1度もなく
いつも
ギクシャクしてたような
それが更に進んで
サボったツケに
氣付いてしまった
軽く飛び越えられた
ガードレールも
足が引っ掛かり出して
孫たちと遊ぶ公園でも
目の前の鉄棒で
逆上がりをしてみれば
無理に力で回ったそれは
わずか1度でめまいとなる始末
今はまず
目の前の靴下を
また 軽く履けるようにと
ストレッチを急いでみる
しかし
この65という齢は
油断をすれば
すぐに身体は落ちてしまうから
1日も
サボってはならないらしい
今日はゆっくりしたいと
サボってみれば
それを取り戻すのに
やはり
3日は掛かるようだ
走る必要はなく
急ぐ必要もない
ただただ
止まることなく
歩いていたら良いと
動いていねばならないと
そういうことらしい
セミリタイアしたはずの身体は
実家の片付けに追われ
すでに
悲鳴を挙げ始めた
氣が付けば
全身の筋肉痛に
多くの傷とアザだらけ
これは逆に
動き過ぎらしく
1日頑張れば
3日先にその疲れが出て
この疲れ
いつの疲れかと振り返るばかり
ならば
半日づつと決めて
半減させたならば
これが通常とばかし
身体は軽くなる
楽すれば 落ちて
無理しても 落ちるようだ
靴下は
季節ごとに衣替えをする
夏は薄く
冬は厚く
春と秋とはその中間にと
それも
必ずウール混を選ぶのは
匂いを抑えてくれるからで
メリノウールならば
尚も良い
しかし
歩き方が悪いのか
ウール地が弱いのか
かかとが擦り減ることばかり…


