時折
夢に現れる
あの頃って時には
必ずそこに
あの頃のままのキミが微笑んでいて
もう届かない現実と
戦いながら飛び起きることばかり…
還暦をも越すとね
今
会って置きたい方々を
振り返るばかり
特に
ステディだった
あの日 憧れたキミは
今 どうしているのか? なんて
ふと心をよぎるわけだけれど
あの日のまま
齢を重ねたはずはなく
現実を知ることよりも
あの日の
あの姿のまま
生涯
憧れ続けた方がと
思ってみる
そういえば
久しく開催されない同窓会
そろそろ
会って置かねばと
ふと思いながらも
それを先頭立って計画してくれた
あいつも もういない
ならば僕が! とも思うが
そこまでの器量はなく
また
失礼ながら
あの日憧れた彼女たちに
再会する怖さもある
もちろん
モテないくんの僕には
焼き棒杭に火が点くことはなく
冷静でいられるはずなのに
それでも… なんて
還暦という大きな節目を越して
もう5年
先輩方が言ってたように
時間は超高速で過ぎる
領域に入ったらしい
あとまた5年もすれば
今度は古希という
次の世界へと突入する
あの頃の僕が
あの頃のままでないように
あの頃のキミは
あの頃のままでいるはずはなく
ならば
会わずして
あの頃のままのキミは
あの頃の記憶のまま
残して置きたい なんて…


