ささやか という意味は
定かではないけれど
きっと
激しく生きた頃があったから
ささやかだったとは
多分言えないようだ
それでも
昨今では
その ささやかななように
生きているのかもしれない
改めて振り返ると
この人生
最大の幸運は
やはり
親父とお袋との間に
生まれたということ
働き者の親父と
優しいお袋とに恵まれ
好き勝手やらせて貰えたから
今の僕がある
それと同等なのは
カミさんが僕を選んでくれたこと
そして
家族が出来て
彼らもまた
同じように巣立ってくれて
孫たちもこちらを向いて
微笑んでいる
更には
良い仲間たちと出会えて
多くのことを体験し
同じ目線で喜怒哀楽 出来たこと
ご近所にも恵まれ
犬くんたちにも恵まれ
遥か海の向こうの家族たちにも
恵まれた
ひとりでは
成し得なかったことばかりに
今更ながら感謝すれば
彼らは元氣だろうかと
行方を追いながら
もう届かないそこへ
また感謝する
すべては心で
相手を想うことが出来れば
相手もまた
想ってくれるのだろう
時間は容赦なく過ぎて
数えなきゃ良いのに
数えてみる齢となり
さよなら ばかりの中で
もがいてみるが
何も変わらない
あとは
出来るだけ長くこの世にいて
出来るだけ多く微笑んでいたい
欲は減り
足りるだけあれば
それで良い
少しづつ集めた物を
また少しづつ
世の中に戻し始めた昨今
欲張ったところで
いつか手放さねばならないのなら
自らの手で
必要などなたかへと
長年 世の中から独占し
お借りしていただけと
ちょいと詫びながら…
暦を見れば
大寒となり
今夜はもう
冷え込んで来た
すべては
この身体あってのこと
暖かくして
寝てしまおう

