まだまだ大丈夫だと
身体は変わらずに動いてくれると
思って来たけれど
65歳
さすがに
不都合が現れ始めた
痛い
曲がらない
飛び越せない
走り切れない…
年齢のせいにしてはならないと
身体のメンテをし直してはみるが
頭で思うほど
身体はあの頃のように
動いてはくれない
咄嗟の判断は出来ても
一瞬 身体は遅れてしまう
なんでだ? と
苛立ちながらも
仕方ないかと
それを
認めてしまう自分もいる
すれば
これからは
怪我に氣を付けねば
きっと
治りも遅いはずで
それでも
あの頃と同じ遊びをと
今の限界を探りながら
わずかづつ 足してみようかと
ちょいとサボった身体を
呼び戻してみる
定年とは
良くぞ考えた年齢で
サザエさんの波平さんは54歳で
55歳で定年の
前の年の設定だったそうだ
それが
60歳となり
今は
65歳
そして
近く70歳にもなるそうで
それは
寿命が伸びたからなのだろう
訊けば
生物学的には
人間の寿命は35歳だそうだけれど
医学の発達と
食事や
生活環境で
寿命は伸びたのだろう
今では
正しく生きれば
この身体は120歳まで
もつらしいけれども
逆に
長生きしたことで
昔にはなかった病に
辿り着いてしまうらしい
それでも
先立った仲間たちを想えば
僕も
あとどのくらい? って
心をよぎる
時間は
皆に
平等にではなく
そこすらも
すべては運でしかないのだろう
ならば
その運とやらを
育てるには? と
思ってみても
はてさて
正しく生きることくらいしか
思い当たらない
若い頃には
貴方より私 だったけれど
そろそろ
私より貴方だと
心から想える方が
増えたようだ


