医療センターから戻り
夕方
NHKのニュースを観ていたら
三平さんの話題となり
存命ならば
先月で
100歳だったそうだ
昨日 観た
三島由紀夫さんと同い齢で
大正14年生まれ
43歳だった三島さん
56歳だった三平さん
残念でならない
初代 林家三平
間違いなくここが
僕の落語への入口で
破れかぶれなその芸に
幼稚園だった頃の僕は
親父の懐へと潜り込み
白黒のテレビの前
共に魅了された
そうだ
三平さんの落語らしい落語を
聴いたことがないから
きっと
芸人という枠で良いのだろう
三平
談志
志ん朝
まさにこの3人が
僕を落語から離さなかった
いつか
鈴本演芸場の前で
緊張しながら
サインをねだったガキは
三平さんの齢を越した時
感慨深くも身震いした
いつの間にか
ジイちゃんと
呼ばれる立場となったが
近くを通れば素通り出来ずに
手を合わし
これから
弟子にしてくれませんか?
なんて呟いてもみる
すると
坊ちゃん ダメだよ って
あの笑顔で
断られた感にもなる
三平
毎年
8月31日に
浅草演芸ホールにて
初代 林家三平
追善興行が開催され
その一門は満席となる
もしも落語家になるのならば
絶対 三平さんの弟子にと
願い出たはずで
唯一無二
三平を継いだ息子は
仕方なくも
比べられてしまうけれど
林家好きの僕は
逃げずに継いだことに
拍手!
もう2度と現れない
この国の爆笑王
三平の前に 三平なし
三平の後に 三平なし
それで
良いじゃないか
初代 林家三平に間に合った幸せは
誇らしくもある


