開高さんの命日を迎え
もう36年かと
振り返る

58歳

太く短く
生きた



ガキだった僕らは
生き方を真似てはみても
届くはずもなく

難解な書物を読んでは
勝手に解釈などしてみた

記念館となった
茅ヶ崎の自宅には
年に数回

その季節ごとに訪れては
黄昏れながら
そこのスタッフの方々と
長話しをしてみる

すでに
6つも
齢を越してしまったこの身体

開高さんのように
浴びるほど
酒が呑めたならばと
好き勝手出来たならばと
どれだけ思ったことだろう?

家族を持ち
家庭を最優先などしたが為
大した冒険は出来ず

お陰で
無事に還暦を越せたようだ



記念館の帰りには
北鎌倉へと回り込んで
墓前で手を合わし

次の世では
是非 一緒に連れてって下さいな
などと呟いてみる

戻る返事はないけれど
良いよ! なんて
言われた氣にもなるから
不思議だ

ボジョレ


今年もまた
お誘い頂いた
今夜の
ボジョレーヌーヴォーの会

残念ながら
ヤブ用があり
欠席のハガキを出してしまった
けれども…