こんな世の中
滅んでしまえ! と
思うことがある

環境を壊す人間たちだけでも
絶えてしまえ! と
思うことばかり

仕方なくも
わずかでもそこへと
加担している僕も

ならば
一緒にと
目を閉じる

わずか100年

便利さと引き換えて
壊してしまった地球環境

そして
滅んでしまった動物たちは

もう戻らない

その罪は重く
人間たちは
さぞこの星を
支配してるかのような顔をする

そんなはずはなく
すべての動植物たちがあってこそ
成り立って来た環境

共存こそすべてで
目の前の虫さえも
その命を奪う権利はない

雑草も然り
そこに種が舞い
発芽し生き延びた奇跡を
受け止めねばならず

そこに生えた意味すらも
本当は大事にしたい

目の前を浮遊するものたちは
きっと
キミには見えないのだろうが

いつか
何らかのきっかけで
それが見え始めたならば
今までの考え方が
すべてひっくり返るはずで

彼らの本当は
相変わらず分からないが
彼らは
24時間
キミの行いをすべて見ていて

きっと
その後の道案内をと
背中を押しているのだろう

正しく生きて
他人の嫌がることはせず
相手を想い
いつも
ニコニコしていれば

自ずと
幸は訪れるのだろう

そろそろ僕も
転機を迎えたらしく

さてこの先は? と
彼らに尋ねてみるが
導かれる道はあるのだろうか


いっそ
滅んでしまえ! なんて
僕が思うくらいだから

核を握る
バカな大将たちは
物騒でならない


わざわざ
隣国と揉めるこの国の
大バカな大将

どうして
仲良く出来ないのだろうか…