今年は都合で
3日ほど 遅れてしまったけれど

本日
雨の降り出しに
ギリギリ
周り込むことが出来て
手を合わせた



分かっちゃいるが
47歳だったかと
墓誌を見ては胸が熱くもなる

出掛ける度に
なぜ
もう1度会いにと…

そればかりを悔み
すまんな と呟き
手を合わす




更には
夕子さんとの今を
わずかに報告すれば

気配はして
玉響はゆらりする

言葉は伝わったかと
微笑んで

ありがとうな
またね と後にする


置土産


残された僕らも
刻々と持ち時間は減り

残念ながら
どなたかが去る

もしも
次の世があるのならば
あいつとはまた
同じように友達でいたいと
願いながら…