先日の大阪万博は
正直言えば
そんなに楽しいものではなく

楽しかったあ! なんて言ってる
どなたかの話を聞けば
失礼ながら
ホンマかいな? と
苦笑いなどする



そこよりも
帰り際に立ち寄った
1970年の万博記念館を覗けば
遥かに楽しく
未来に期待を持っていたのが分かる

もうすぐ
その万博も終わるけれど
苦労して出掛けるよりも
USJに行った方が
遥かに楽しいはずと
お勧めしてみるけれど…


10年前を振り返ると
そんなに昔ではないと思うけれど

10年後を考えると
そんなにも先かと思うのは
そんな年齢の域に入ったからだろう

そう
10年前には
なんとなく見えた未来が

今はもう
なんとなくも見えないのは

それはきっと
持ち時間が軽くなったからで
果たして
10年後はあるのか? とさえ
心をよぎる

環境は 悪化し
政治は 不審ばかり
世界は キナ臭くもなり

バカな大将ひとりで
世界が滅ぶ世の中



どうして分からないかと
ひとり呟いてみても
そんな嘆きは
どこにも届かない

長生きは得だと思っていたけれど
どうやら
そうではないようだ



モンローや
ジミーのように
老いる前の
若い姿を残したまま
さよならするのもまた
美学なのかもしれないと…

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