時折 現れる

世の中の天才たちが

こぞってそこへと集まり

没頭し定説を立てる


かつて

アインシュタインも

神はサイコロを振らない と
言ったそうだけれども…


もしかすると
もしかするとね


目の前を浮遊している
多くの姿の玉響たち

色彩を変え
姿を変え
スピードをも変えて

いつでも
どこでも
僕の目の前を飛び回る




彼らこそ
ワンキュービットで

時空を自由に
移動しているのかもしれない



それも
時空は歴史の順番に並んでおらず
昭和から
令和へと飛ぶ途中で
江戸へと迂回し
更には
紀元前あたりへもなんて



更には
宇宙全体を把握し
光よりも圧倒的に速く
一瞬でどの星へも届き

そのひとつひとつが
間違いなく生命体で
かつて
肉体を持っていたと

そして
次に訪れる
何らかの肉体への
順番待ちをしながら
世の中を飛び回り
神の如く
わずかなサインを送り
僕たちを正してもいる

そんな
勝手な想像をしてみるけれど
正しく分かったことは
今まだ1つもない



ただし
この場には
いくつもの時空が重なっていて

それぞれが
それぞれに
別の時代を
違うスピードで流れているの
ではないかと

そして
壁やドアは擦り抜ける彼らも
僕の身体だけは避けて通る

それはきっと
同じ生命体だと認識していて
同じ空間に
生命体が重なることだけは
出来ないのだろう

玉響たち
そろそろ
本当を教えてくれ!

僕が勝手に想像していることは
正しいのだろうか

それとも
もっともっと
想像を越したことが
目の前で起こっているのだろうか



もしもこれが
解明出来たなら
間違いなく
ノーベル賞だろうし

また
僕らも時空を
移動出来るのかもしれない

いや
かつてこの肉体を手に入れる前には
玉響として
自由に飛び回っていたのだろう


いつかの夢では
その多くの玉響たちが
次の世への入口に並び

そこには
国別に長い列が出来ていて
その中で
圧倒的に長かったのは
星条旗ではなく
日の丸だったけれども…



もしかすると

遥か遠い場所に

まったく同じ星があって


そこでは

ここと

まったく同じことが起こっているのかも

しれないなどと…