山での
最大の約束事は
Leave No Trace
足跡すら残さず
そっとそこにお邪魔する
そう
落ち葉1枚 持ち帰ることなく
そこの自然へと戻す
静かに環境を楽しみ
わずかな時間
そこに居させて頂く
それが守れてこそ
山へと入ることを許される
1番好きな山は? と問われたら
間違いなく
尾瀬! と答える
そう
上高地ではなく
尾瀬なのだ!
その魅力は
やはり
自分の足で出掛け
その多くを歩き回ってこそ
分かると…
昨今
確かに空いて来た感はある
でもそれは
僕らが
混雑する時期を外しているからだと
思っていたけれど
そうでもないようだ
それよりも
そこそこの混雑は
その出入り口でのみ感じるだけで
広大な尾瀬へと散らばれば
人影すら消えてしまう
せっかく空いて
環境が戻りつつある尾瀬が
またせわしくなると
厄介な連中が戻ってしまう
なんて
思っているのは
僕だけではないはずで…
尾瀬もまた
国立公園内
いくら星野リゾートでも
それが許されたなんて
なんだか不思議だ
またそれでも
僕らは
ハイシーズンに入ることはなく
木道渋滞が治った頃
テントを担いでぶらり
そして
尾瀬が閉じる
最終日あたりの風景が好きで
冷え込み出した湿原に
ぶらり
だから
そんな宿など不要で
また
失礼ながら
そんなぬるま湯の環境で
来て欲しくもない
相変わらず
どの入り口からでも
氣軽に入れるけれど
それでも
そこそこの体力なしには
戻れないのが 尾瀬
でも
それで良いと思う
それだから
守られて来た
そんなことだよ
きっとね…
尾瀬
さて
今シーズンもまた
すでに2度 出掛けてみたけれど
やはり
いつ行っても良い
そしてまた
閉じる最終日あたりに
ぶらり出掛けようかと
思ってみるが
そろそろ許可を頂き
真冬の
一面雪の尾瀬も観てみたい



