昨晩
NHKのBS
アナザーストーリーズで
50年前の伝説のドラマとして
放映されたそれは
まさに
僕ら世代はリアルタイムで観て
今だにバイブルな存在
通称 傷天
1974年10月5日
夜10時に始まったそうで
すれば
僕らは中学だった
何年か前に
その舞台となった
代々木会館が取り壊されると聞き
急いで出掛けてみれば
その工事は始まっていて
やっぱりか! と
その解体工事の行方を
見届けねばと毎月 通ったっけ…
もう時効だから言えば
40年ほど前
渋谷にいた頃
夜中に
仲間たちとそっと侵入した
あの屋上
すでに
多くの連中が
そこをと目指していたから
何も残ってはいなかったけれど
ここがか! と
身震いしたのを覚えている
偶然にも
あの日 出掛けたお客様宅
その ショーケンの実家のあった近くで
帰り際 確かこのあたりでしたよね?
なんて話すと
そうだよ
そのガードを上がった角にあった
魚屋のせがれだよ
俺より2つ齢下だったから
良く遊んだもんだったけどな
すっかり偉くなっちまったもんで
でも 何年か前のお祭りには戻って
おー! 最近は悪さしてねーか? なんて
話したもんだ と…
すると
なんとその晩 訃報が流れて
えーっと? 嘆いた記憶
ショーケンの後を追うかのように
あの 代々木会館も
姿を消してしまった
僕らもまた
偶然にも高校の時
そこのお祭りに来た
ショーケンに出会い
挨拶をすれば
お前ら
そんな姿は今だけだからなと
中ラン姿の僕らを見て
微笑んでくれたっけ…
いつか墓参をと思ってみるが
どうやらそこを知る者はなく
身内の方々ですら
分からないそうだ
きっと
これからも
ショーケンを越える役者は
現れないだろう
優作さんが
唯一 越えられなかったと
言ったと聞いたが
分からない
私生活では
多くのトラブルだらけ
でも
破天荒なショーケンが好きで
あの頃
あのオープニングを真似たくて
お袋にねだった高価なコンビーフ
トマトに
ソーセージに
牛乳瓶に
新聞紙に
ヘッドホンに
スイミングのゴーグルに
汚れた革ジャンを用意して
あのテーマソングを鳴らしてながら
真似たバカさは
若さだったけれど
25年ほど前
あの革ジャンがヤフオクに出て
何とかしたいが
何ともならず
諦めたら記憶
憧れた
ペントハウスの
破天荒な代弁者
あの頃
まだまだガキだった頃
開高健さんが
僕らに言ったことを
ならばと
試して来たけれど…
今
あれもこれもと遊んどかないと
齢を取った時
話すことがなくなると
若い春を惜しめと
齢を取れば
必ずや振り返ると
そして
誰かと話したくもなると
特に
言うに言えない話ならば
尚も良し
若い連中に
自慢してやれ! と
オヤジのつまらん話など
聞いちゃあくれないが
ヤバい話や エロい話なら
皆 喜んで聞くと
いつの間にか
そんな頃がやって来たようだ









