一昨日の上高地で
帰り際の
沢渡の駐車場にて

車のドアを開け
着替え
靴を履き替え
帰宅の準備中に

突然の風に吹かれ
カミさん側のドアが
風に持ってかれて

隣の車に
ぶつかってしまった

見れば
ヘコミはなく
こちらの車のペイントが
わずかに残って

あ〜あ
油断しちゃった! と
カミさんが嘆いた



それでも
上高地へ向かうが為の駐車場
持ち主は
いつ戻るか分からない

日帰りならば
夕方までには戻るだろうけれど
泊まりならば
数日 北アルプスを
縦走するかもしれない

さて
困った!

まさか
知らん顔して
失礼することは出来ず

更には
メモ書きを残しても
この風の中
飛ばされてしまうかも…

保険屋さんに
カクカクシカジカと連絡すれば
ナンバーと車種だけでは
私たちは調べられないと


仕方なく
帰り際に松本の警察署へと立ち寄り
カクカクシカジカでと告げれば
とても優しい担当官が
承知致しました

我々が調べて
連絡を致しますと…

しかし
こういう場合は
どうしたら? と問うと

出来れば
その場で警察を呼んで頂いた方がと

なるほど
そうですね

でも
上高地行きの満車の駐車場
ここに来るだけでも
大変な…


さて
本日
その松本警察の担当官から
連絡が入り

結論から申しますと
修理の必要はないですと…

先方様は
返って
丁寧な対応をして頂き
ありがとうございますとのこと

えっ!
それは
それは
申し訳ない

先方様は
過去に
こういったことで
知らん顔されたことがあるそうで

それを
わざわざ
キチンとした対応に
嬉しく思ったそうです



なるほど
それはやはり
同じ山好きなのかもしれませんね

山では
多くの正しいルールの元

微笑むことが出来るわけですからね

早速
お聞きした電話番号へと掛けると

わざわざのご連絡
ありがとうございますと

心配ご無用
少し擦ったら取れました
この電話で
無かったこととしましょうと

なんと
大人な…
勉強になりました

そして
ありがとうございました

安心したのは
カミさんで
やはり正直に対応すれば
自ずと道は開かれるらしい…




車種はといえば
こちは普通のトヨタのワゴン車
あちらは
品川ナンバーの
黒塗りのベンツのSUV

価格差は
10倍くらいかな  笑