本日は
ビートルズの日だそうで

昭和41年の今日
ビートルズがやって来たと!



当時 僕は5歳
そんなことすら知らず
幼稚園で走り回っていたのだろう

その頃
まだ同居していた叔父は
武道館のチケットが取れずに
ヤキモキしていたそうだけれど
そんなことを知る術はない


ビートルズの日


その後
小学生となり
ちょいと分かり出した頃
叔父の留守中に
部屋へと忍び入ると
ビートルズのレコードが
何枚もあって

その内の1枚が
Please Mr Postman だった



それを
目の前の大きなステレオで
何度も聴いて

英語の歌って
意味が分からないけれど
なんとなく良いなあと
思っていたガキ



中学に入ると
カーペンターズを聴き

おや!
この曲
聴いたことがあると

それが
洋楽への入り口

その後
あれこれと洋楽を聴いたけれど
最初にして
最高峰



すでに解散してしまっていた
ビートルズ

でも
ジョンも
ポールも
それぞれが
それぞれの道で
歌っていたから
それを追い掛けた

そのあたりで
まさかの
ジョンと出会うことになる

軽井沢
でも
それも最初で最後

翌年の暮れに
ジョンはさよならしてしまった

ポールは
その後 この国でのライブには
必ずチケットを取り
出掛けたけれど

ジョージもいなくなり
時代は変わってしまった

それでも
時折 
そのアルバムの全てを
引っ張り出して

ランダムに流してもみると
やはり
これ以上はないと
改めて心する


長い時が過ぎて
かつて
彼らのいた場所に
この身を置き

ひとり勝手に
黄昏れてもみるが

間に合った感と
本当は
間に合わなかった感とが
戦いながら

もう少し早く
生まれたかったなどと
こっそり
思ってみることばかり…