今日がもしも
人生最後の日なら
誰に
何を
伝えたいですか?…
先日
そんな
最後の講義 なる番組を観ていた
講師は 桂文枝さん
そうだ
ガキの頃
大好きだった 桂三枝さんだ!
中学の頃
週末の夜にもなると
ラジカセを
FM東京へとチューニングを合わせ
ヤングタウン東京
桂三枝の大放送を
毎週 楽しみにした
若い頃から
大人気の芸人さんで
あの頃
落語家とは思わなかった
それは
さんまさんも
鶴瓶さんも 同じで
違う道で世に出たのだろう
落語家としては
新作ばかりで
ちょいと違うかな? と
思いながらも
何度となく出掛けてみた独演会
世代違いか
受け取る側が
まだそこへと辿り着いていないのか
やはり
落語ではない 芸人がと
失礼ながら思ってみる
僕のわずかな知識では
最後とはいえ
どなたにも
伝えることは
何もなくて…
きっと
その日は
渓流へと出掛け
フライの竿を振り
岩魚や
山女たちと
駆け引きをしているのだろう
私の死亡記事
そう
いつか
私の死亡記事 なんて
本を読んだ時
そう思ったように
難しいことは抜きにして
あれこれと
ジタバタすることもなく
渓流での
フライフィッシングを選ぶのは
それが1番好きな
遊びなのかもしれない
スキーでも
波乗りでも
山登りでも
カヌーでも
バイクでも ないのは
激しく遊ぶよりも
穏やかに
自然の景色に溶け込んで
魚たちとの知恵比べ
フェアなルールで
遊んで頂くような
そんなことなのだろう
すれば
それも良い季節となり
そろそろまた
山奥へと出掛けてみようか…
最後の講義
先日のそれは
若い医師や
その卵たちへの講義で
これから
人の命を預かる若者たちへと
話が始まったわけで…






