花を買うことが増えた
本当に増えた

まずは
毎週1度 ぱふの祭壇に

それから
いつの間にか
毎週にも増えてしまった
知人たちの墓参



そう
週に2度は
花屋へと立ち寄り
季節の花を選んでみる

本日もまた
雨天と

隣のオバちゃんと
アメリカからの友達とで
わずかに遅れた友達の墓前

おそなって
すまんね なんて詫びながら
若い記憶のままの
あいつの笑顔を思い出しながら…



年に1度も
24度目ともなり

いつまで? って思ってみるが
僕の持ち時間の中でならば
わずかに
年に1度くらい会いに行こう

あの頃って頃は
楽しかった頃で

斜に構えてたガキも

立派に大人を演じている

戻れることなら
あの日に戻り
事の重大性を知らせたいが

あいつはきっと
あっ! そう!  なんて
聞く耳を持たないのだろう

すべてを運だと
片付けられたならば
その運くらい
平等にならないものか

今年もまた
いつもの友達と2人
墓前でバカな話を呟き

またね! って
来年の約束などした