僕たちは
忘れることが出来るから
幸せなのだと言う

いつまでも
くよくよ覚えていても
何も変わらないのならば

1秒でも早く
忘れてしまえ! と

楽しかったことも
また然り

良いことがあれば
その裏側もまたやって来る

人生は
プラスマイナス ゼロだと
周囲を見渡せば
確認出来るから
プラスもマイナスもない
平らな人生で良いとすら思う



多くの方々は
笑顔の裏に
背負っているものがある

そこへと
呑み込まれないようにと
自ら笑顔を作り
前向きで歩いている

長く見積もっても
わずか100年ならば
やはり
1度でも多く笑った方が
幸せなのではないか

ならば
今やりたいことは
先延ばしせず
今やらねばと
改めて思うのは

保証された未来が
見えないからだろう

特に
還暦を越すと
取り巻いていたはずの状況が
目まぐるしく変わって行く様に
直面する

社会へと出た頃
1番下だったはずが
わずか40年で
1番上にもなってしまった

なのに
中身はさほど変わらず
今を驚きながら
仕方なくも演じているような

他人は
友達になり
彼女になり
妻に
母に
おばあちゃんにもなった

それは
僕もまた
彼女から見たら同じ姿で

辿り着いた感と
先をと急ぐ感と

もう と
まだ と

そんな言葉だけに
支配されそうな今

願いは
いつも
健康と
安全と
安定とだけと
心して手を合わす

そして更に
こっそり願うのは
カミさんよりも先にと




その時には
必ず
ぱふと一緒にと
頼んであるが…

今朝の ぱふは
黄色く輝いていたけれど…