闘病中だった
お隣宅のオバちゃんが亡くなったと
夕方
その息子さんが来た…
えーっ! って…
もう少し
治療は掛かりそうだと
お聞きしてはいたけれど
確かに
何度もの救急搬送と
ここんところ
その姿を見ることがなかった
先週
医療用のベッドが運び込まれ
もしかして
具合が… と察してはいたけれど
お会いする旦那様は
いつものように
ご挨拶してくれて
具合をお訊きすることなく
大丈夫なのだろうと
思っていた
76歳
ちょうど ひと回り上の世代
ここに越して来たのも同じ時期で
あれから33年
長いお付き合いとなった
あの頃
不動産の知人から
ここの土地があるが
どうか? と言われ
それは予算的に大きいので
半分でとお願いした
すれば
その半分
誰か知り合いでいないかと問われ
ならば
家探しをしていた友達に
ここでは? と話したけれど
今はまだ難しいと言われ
これまた
知り合いの不動産に話すと
ではと
探してくれたのが
隣りのご家族
振り返れば
楽しかったことばかり
お隣りにも犬がいて
我が子よりも
ちょうど ひと回り上の
娘さんと 息子さんとがいた
急いで
オバちゃんに会いに伺えば
その身体
まだ暖かいではないか!
カミさんと
号泣し…
仕方なくも
毎年毎年
どなたかが去ってしまう
そんな時分となったのかと
黄昏れてみるが
時間は
僕たちの業とは関係なく
一方通行で進んで行く
さよなら

