昨日の道の駅に
いつかの童謡の青い目の人形の
そのひとつがあって

なるほど
そういうことかと
微笑んでみた





戦争という悲劇を
乗り越えた人形は
まさに生き証人で

平和ボケした僕ら世代には
言葉だけでは
伝わらないものばかり



当時
多くが海を越えて来たけれど
それらのほとんどは
すでになく

そのひとつが
目の前に突然現れて
一瞬で
あの童謡を思い出し
口ずさんでいた



子供の頃には
本当の物語など知ることなく
なんとなく
哀しい歌だな とだけ
勝手に思っていたけれど

それを目の前にすると
なんだか
人形に話し掛けられてるかのような

その重みを感じ
心が熱くなった

多くことが
時代だと
片付けることばかりの昨今
時代だと
片付けたくはない