夏の終わりとは
良く聞くけれど
冬の終わりと言わず
春が来た! などと
人々は微笑むことばかり
さて
この冬もまた
いよいよ終わりとなり
それでも
行ったり来たりなどして
名残り惜しさを残すかのよう
桜は咲いたけれども
山にはまだ
雪が残り
昨日の草津では
積もるほどの雪となり
まだまだ
春にはさせてくれない
しかし
いよいよ来週末で
そのスキー場を閉じる
いくつかの雪深い場所は
ゴールデンウィーク頃まで
続投ともなるが
いよいよ終盤となった
帰宅後
もう良いだろうと
半年ほど履いた
スタッドレスタイヤを外し
ノーマルタイヤへと戻した
これにより
ロードノイズは下がり
また
乗りやすさも燃費も戻る
さてすれば
この決断により
もう
雪山へと出掛けないと
決めたことにもなる
時折
季節外れの雪も舞うが
それでも
下界ではすぐに溶けて
夏へとまっしぐら
時間あらば
その最終日辺りに
もう1度 草津へと舞い戻り
例の外人さんと
スキー場でご一緒したかったけれど
なかなか
家族持ちは
そんな自分だけの時間は取れず
また来シーズンにでもと
心を馳せる
トヨタの4WDと
スタッドレスタイヤとで
どこでもほぼ不自由なく
走って行ける
そんな
高性能な時代に
間に合ったことは
僕の中で
大きなこととなったようだ
あの頃って
振り返ってみれば
2WDのポンコツ車に
直前の山道で
重い金属のチェーンを縛り付け
ガチャガチャしながら
峠を越した
その後
スパイクタイヤとなり
チェーンから解放された代わりに
走行不安定な
ちょいと危なっかしい路面
それを
高速でブレながら
かっ飛んで行く
そんな
若さは
バカさだったと
時折
あの頃の仲間たちと
笑って話すことも
また楽しみとなった
スタッドレスが出来て
こんなもんで大丈夫か? と
不安視してたけれども
それもまた
進化して
今ではもう
それでしかない時代
アナログから
デジタルへ
そう
まさにそれで
その移り変わりのすべてを
見て
体験して来た世代
それを
ちょいと誇らしげに
若者たちへと伝えても
へ〜! と
ひと言で終わる寂しさ
わかるかなあ
わかんね〜だろな
昭和は
今年で100年だそうで
やはり
昭和は遠くなりにけり かあ
この先
車は
タイヤは
どんな進化を見せるのか
はてさて
検討も付かないけれど
いっそ
空を飛んだならば
タイヤも
4WDも
もう要らないのだろう
それを
見届けられたら
僕もまた
長生きでしたねと
褒められるのだろうけれど
それとも
この国では
冬が無くなってしまうのだろうか…



