クリスマスになると
あの頃のアメリカを思い出すね!と
今朝
あの頃の友達から連絡が入った
40年前の僕らは
初めてのアメリカに
浮かれていた
見るもの
聞くもの
その多くが異次元で
目の前にあった
日本は遥かに遅れていて
すべてが合理的で
明るい世の中だと思った
真冬でも温暖なカリフォルニアは
毎日毎日
青空を見せて
一面 芝生で覆われた街
人々は
いつも笑顔で
健康的に動き回り
オリビアニュートンジョンの
フィジカルのよう
そんな所へと
えいっ! と飛び込んだ
アジアの小僧は
なんとかしたいが
なんともならない
異邦人
金髪で
青い瞳の
それはそれは綺麗な娘たちが
普通にすれ違う
英語が下手で
ハロー! ってばかり
いつか
仲間たちからは
ハロー注意報! なんて
いじられたっけ…
今夜は
クリスマスイヴ
若者たちは
あの頃の僕たちのように
仲間たちと騒ぎ
カップルは
2人だけで見つめ合い
楽しく微笑んで
笑顔なのだろう
あなたは
いつのクリスマスを
思い浮かべますか?
あの日ですか
やっぱり
あの日ですよね
ステディだった
彼女との
家族との
それとも… なんて
特にこの国では
クリスマスの意味なんて
何でも良い
楽しく
騒げたら
それで良い
仲間たちを集め
パーティーを開き
賑わった頃もまた
遥か昔
気が付けば
子供たちは巣立ち
また
カミさんと2人
今更感はあれど
クリスマスかあ なんて
わずかなプレゼントを探し
小さなケーキでもと
買い求め帰宅する
そうそう
明日は娘宅で
孫たちとのクリスマス会
用意した
サンタのコスチュームを羽織り
メリークリスマス! なんて
微笑んでみようか


