ここ数日の寒さで
昨年の春
ニックさん家の庭から持ち帰った
コナラの木も一気に紅葉し
あとわずかで
すべての葉を落とすのだろう
こうして冬への準備は
我が家で2度目となり
また春が来て新芽を出し
来年 更に大きく伸びるのだろう
すれば
夏を迎えた頃に
黒姫の森へと戻すか
ご近所の公園に植え込むかと
考えてもみる
50年もすれば
それは大きな木となり
多くのどんぐりを落としてくれる
僕はその姿を
見ることは出来ないけれども
それでも
その姿を想像して
微笑むことは出来る
来春にはまた
黒姫の森へと出掛け
発芽したどんぐりたちを持ち帰り
自然の中で
仕方なくも
淘汰されてしまう運命から
救い出し
別の生き方へと
加勢しようと思っている
それは
すべてニックさんが
教えてくれた心で
いつか
要領を得れたならば
ブナの種にも
チャレンジしてみようかと思う
森に
自然に
日本に
多くの時間と
多くの情熱とを注ぎ
多くの心ある人をも残してくれた
C.W.ニコル
感謝を込めて
僕の残り時間の中で
何が出来るのか
模索しながら…
是非
1度
ニックさんが残した
アファンの森へと訪ねて欲しい





