黒姫の森から便りが届き
森はすでに雪に包まれたと
ならば
今また伺うのならば
スノーシューを履き
スコップを担いで
ニックさんの眠る
メモリアルストーンを
掘り起こさねばならない
そんな姿は
一昨年の冬
ウェールズからお越しの
ニックさんの友達たちが
どこだどこだ と
探していた姿を思い出す
これからの季節には
訪れる方も少なく
ならば 僕が! と
宝探しの如く
寝静まる森を彷徨ってみようか なんて
目印は1つ
ニックさんが愛した
それはそれは
巨大なコナラの木
すでに何度も出掛けているので
それさえ分かれば
おおよその検討はつく
あとは
どれだけ
雪が積もっているのかだけで
場合によっては
1M以上
掘り起こすことにもなるのだろう
すれば
いつものように手を合わせ
いつもより強いウイスキーで
献杯して
冬の森の清涼な音に
耳をすましてみたい
それでも翌朝には
雪は積もり
景色はまた
白一面へと戻るのだろう
年末に
伺えるかな?
それとも
年を越してしまうかな…
近くには
Labo landがあり
あの頃
我が子たちが
冬合宿した姿と同じ姿の子供たちを
ちょいと覗いてみたいと思う



