本来ならば
早朝から
談志師匠の墓参へと出掛け
談志まつり なる
その弟子たちの会場へとな
予定だったはずの今日
それも
昨年 13回忌を迎え
そこで
終えてしまった
毎年
その前に
談志師匠を追うように去った
左談次師匠の墓参に出向き
迎えに来ましたよと
手を合わせ
談志師匠の所へとな日
立川談志
僕の中では
これ以上ない噺家で
これからも
越える者は現れない
もちろん
志ん朝
志の輔… と続くけれど
それは
観る側の好みでしかなく
僕は
談志! と言い切ってみる
さてすれば
本日の命日
多くの一門の弟子や
孫弟子たちが
訪れるはずで
ならば僕もと
思ってみるが
これまた不思議かな
その墓前で
1度も
どなたにもお会いしたことがない
そう
わずかな時間差は
備えられた線香の燃え具合で
ほんの数分と分かるけれども
師匠の粋なはからいなのか
常に1対1の時間を下さる
そう
わずか数分程度の墓前ではあるが
山門ですれ違うことすらなく
駐車場ですら
その姿を見掛けることもない
それでも
膨大な花束と
お供えものとは常にあり
誰が
どれだけ来たのか と
想像してみるが 分からない
立川流
師匠が暮らしたマンション下の
いつもの煎餅屋さんへと
立ち寄る度に
仲良しだった店主と長話となり
なぜキミは
弟子にならなかったのか? と
問われ
してくれましたかね? と返すと
キミならしてくれたはず! と
微笑んでくれる
そう
弟子には
ABCとクラス分けがあり
Aは
志の輔師匠たち プロ
Bは
ビートたけしさんたち 芸能人
Cは
談志好きな 一般人
でも
毎月の上納金が… と笑うと
それも
Cクラスはある時払いで
良かったらしく
なるほど
ならば弟子にして貰いたかったと
後悔などして
すれば今頃
立川〇〇 なんて名で
冗談でも言いながら
ちょいと誇らしく
微笑んでいれたかもしれないし
またそうなれば
志の輔師匠も
たけしさんも
兄弟弟子だった? なんてと
あれこれと
楽しめたのかもしれない
先日の
志の輔 弟子だけの会で
会場へと入ると
時折 お会いする
大阪のオバちゃん
まいど! って話し掛けると
この後
左談次師匠の会へとと微笑んでいる
それは何ですか? と問うと
左談次師匠を知る方々が
集まって
師匠の思い出を語る会だそうで
なるほど
今まだ心に残るのは
僕だけではなかったと
分かってるね! と
嬉しくなった
最後に見掛けたのは
やはりこの談志まつりで
すでに声が出ず
明日からまた
入院だと
それも
談志師匠の墓が見える病院だと
笑っていたのを思い出す
さて
本日の
談志まつりに代わる
立川流まつり
その命日の午前の部に
仲良しの若手が出ると聞いて
急いで取ったチケット
すると
なんと
志の輔師匠がゲストのことで
楽しみは
更に倍増したりしてるわけです
東京は
朝から雨
いよいよ寒さを連れて
冬がやって来た
談志なき
立川流は
志の輔師匠が理事となり
法人化されて
わずかに
未来が見えて来たようだ
あとは
そこへと続く
若手たちから
スターが出ることを願いながら…

