昨日の余韻は
なかなか消えず
62歳かあ と
呟いてみるが 何も戻らない
カミさんのお袋さんは
63 だったから
今の僕の齢で
あと2年で
お袋さんの齢に並ぶカミさんは
昨日の御霊前でも
そんなことを呟いてたっけ…
あとどのくらい? って
おおよそを数えても
そのおおよそですら
分からない
彼女は幸せだったろうかと
振り返るように思ってみるが
それも
本人にしか分からない
幸せですか? と訊かれたら
幸せですと 答えられますか?
幸せの価値観は
人それぞれが違うけれど
健康で
笑顔であれば
それだけで
幸せなのではないかと思う
笑う門には福来たると言うけれど
いつも
ニコニコ微笑んでいる方には
自然と仲間たちが集まるもんで
ならば
無理しても笑顔でいたら
きっと
みんなが幸せを
運んで来てくれるのだろう
すれば
更に幸せは膨らんで
集まった仲間たちへも
戻ることにもなる
笑いは病をも遠避けるそうだから
笑える場所へと
身を寄せたら良い
テレビも良し
ラジオもまた良し
寄席も
演芸場も
映画館も
犬とも
猫とも
きっと
微笑むことが出来るはず
すれば
それはきっと
永遠に解けない魔法となり
幸せですと
心から言えるのだろう


