不思議かな
時折 見る夢は

あの頃の彼女を肩車して
その彼女に
目隠しをされてる姿

そう
未来が見えないとでも
言われてるかのような


♯546


振り返れば
確かに
軽視してた先々のこと

世間に呑み込まれたと
勝手に解釈などして
誤魔化してた若さ

叶わなかったことばかりが
今頃
夢に現れて

はっ! として
飛び起きる


時間は
容赦なく過ぎて
後悔ばかりかと思い気や

ひとつ残らず
そのすべてが関わっての今

ならば
良しとせねば…