さて
僕らのホームとは言っても
昨今
タイミングが合わず
ちょいと
ご無沙汰してしまった落語会

それが昨晩
僕の仲良したちを呼ぶと言うので
ならば
いざ鎌倉! とばかりに

仕事を無理に畳んで
出掛けてみた


演者は
志の輔師匠の7番弟子と8番弟子

最近 
笑点に抜擢されたのは1番弟子で
彼もまた
ここに何度か出たけれど

ここの手強い
プロのお客様には
なかなか
歯が立たなかったみたい 笑


それでも
立川流から久々の全国区
そろそろ
志の輔
談春
志らくの次が
現れないと…ってな頃

これでわずかでも
勢いが付けばね


さて
昨晩の会は
下2人の兄弟会

しかも
新作と古典とを2席づつの会

それも
この新作
ここのオバさん席亭からの
毎度 無茶なお題で
作らねばならないなんて
噺家としては
その技量が試される場

更には
この8番弟子は
初めての新作でありながらも
わずか数日だけで仕上げたもの

頭を抱えながら
フル回転させ
でも
それを乗り越えると
その新作が今後の武器となるから

ここの席亭は
先々まで読んでの
プレッシャーを掛けて来る

この2人の師匠もまた
七転八倒しながらの新作を作り
それを近くで見て来た弟子だから
更に気持ちに拍車が掛かる


なんとかしようと
なんとかせねばと
なんとかなったと
そんなこの会は

今後もまた
月1くらいで開催されたならば
彼らもまた
七転八倒しながらも
良い噺家になって行くのでしょう

幸あれ


さてそれよりも
そろそろ4番弟子が
真打ち昇進のはず

おそらく
1番厳しい修行なここ

大師匠 談志は言う
他の協会のように
時が来ればなんてしないのは
私が認めねば
真打ちになっても売れないと

そう
真打ちという意味がないと

確かにそうだと
昨今の真打ちを見て
僕もまた
うなづいてみる…

失礼