我が家の庭では
昨年の春に
黒姫のニックさん家の庭で
発芽したどんぐりが

秋にすべての葉を落とし
この冬を越し
今また葉を付けて
伸び始めている





それは毎年のことで
ここ数年の
夏のあまりの暑さにより
ここ下界では
耐えられず落ちてしまうことばかり

それでも
わずかでも加勢しようと
秋に訪れては
そのどんぐりたちをと持ち帰り
育ててもみる




そう
森で発芽したものたちは
ほとんど残らないのが
森の掟であり

もしもそれらが
残ったならば
森はコナラの木だらけとなるが
それを自然は許さない

そう
大きな木が寿命で枯れ落ちて
その場を譲る日が来た頃に
次のものたちが競い淘汰され
残るのもまた1本なのだろう

もちろん
それ以前に
森の多くの生物たちに
それらは
発芽前に食されてしまうのも
また自然界の掟なのだろう

すれば
僕たちもまた
母親の卵子へと辿り着いた
たったひとつの命
もっと大事に生きねばならない


アファンの森財団の
クラウドファンディングでは
目標金額を上回ることが出来て
楽しみ新たに希望も増えた

アファン


財団と
ニックさんの心とに
賛同して下さった多くの方々は

未来への希望を持ち
ニックさんに観せたかった
100年後の森を

心同じにして
一緒に観ることが出来ると
喜んでる

僕もまたそのひとりで
なんと
この映画のエンドロールに
名を残すことが出来るようだ



そしてこの短編映画は
ネットにより無料配信され
多くの言語に訳され
世界中の方々が
観ることになるのだろう

すれば
森の大切さ
自然環境の素晴らしさ
そして
共存共栄してこそな未来像


心なき破壊にわずかでも
歯止めが掛かってくれたならば
それで良いと

きっと
ニックさんも
微笑んでくれるのだろう



さあ
僕たちも観ることの出来ない
100年後のアファンの森は
どんな姿なのだろうか

楽しみでならない