昨晩もまた

夕食を食べ

風呂に入れば

もう今日に用はないと

寝床にゴロン


すれば

いつものように
おやすみ3秒
気絶するかのように早寝となり

いつもならば
日付が変わる頃に
1度 起きるか起きないかの
年寄り気分

それが
突然の
地震により目が覚めて

目を開けると
目の前上空に
光沢のあるエンジ色で
キラキラ輝いているものがあり

それは
沢山の小さな四角形で

まるで
魚の鱗のような

咄嗟に 龍か? と思ったけれど
顔は見えず分からない

それでも
睡魔は強く
直後 寝落ちしてしまったから
本当は分からない



確かに寝ぼけてはいたが
あまりの輝きで
覚えている

そういえば
前に 龍かな? と
起こされた時も
地震のように身体を強く揺らされ
慌てて起きた記憶

それは
地震ではなく
僕の身体だけが揺れたようで
どなたかに揺さぶられた感

いずれにせよ
自ら起きたのではなく
起こされた時に
見えた感じたもの

益々 分からないけれども
決して幻ではなく
現実だったと確信してしているから

この先々がまた
楽しみでならない


何も感じなかった
鈍感な男も

いよいよ
何かを感じ始めたようだ

さて…



時折

気になって

真夜中に天井をと見ると


見守るようにか

それとも

監視しているのか

常に

オーブが浮遊しているのは

何なのだろうか…