先日の日光では
何もなかったの? と問われ
そうだよ
何もなかったよ と答えたけれど
そう
二荒山神社も
東照宮も
混雑だったから
その奥の
更に奥の山の神社が気になって
30分ほどの山登り
そこまで来ると
人影は減り
わずかにすれ違うのは
皆 トレッキング姿の外国人ばかり
何も感じることなく
何も見えもせず
ここではなかったかと
裏手の山道から下山した
あえて言うならば
その途中で
冬眠から目覚めたばかりのような
茶色の蛇が動かずにいて
おい
大丈夫かい? と
声を掛けた
もちろん
ちょっかいを出すこともなく
元気で
長生きせーよ と
微笑んで別れた
それだけ? って問われ
それだけだよ と答えたけれど
そうだ
帰りの高速の入り口で
空を見上げると
龍雲のような雲がひとつ
それも
頭に見えるあたりが
虹色に輝いていて
まあ 綺麗
画像に収めようかとしても
高速の運転中
それを横目に走ると
わずか1分ほどで
消えてしまったから
まあ
勝手に龍雲かと思っただけ…
いつもの落語会の
オバさん席亭には
どうやら
龍神さまが付いているらしく
神社へと出掛けると
貴女は凄いですねと
神主さんに褒められるそうだ
すれば
時折
ほら あれが
龍の雲よ なんて
僕らに教えてくれるけれど
凡人の僕らには
はてさて
これが? なんて
失礼ばかり…
本日
空を眺めていると
なんだか芸術的な雲の流れ
ではと
いくつか撮ってみると
あらま!
緑色の目玉のような…
これまた
分からない
解らない
判らない
昨今
楽しくも
不思議なことばかり
起こる
わからないものは
あえて
わからないままで良いと
思ってみるわけだけれども…



