アランドロン宅から
沢山の銃が押収されたと
ニュースが飛び込んで来た


フランスという国には
行ったことはないが
いつか行きたいと思いながらも

そこで会いたかった
ナタリードロンは
もう居ない

そう
僕の中では
フランス 🟰 ナタリードロン
だったから



欧州でも
もちろん銃の規制はあるはずで
それでも
あまりにも大量の銃

はてさて
何が目的だったのか

合法的に持てたのならば
何故 それをしなかったのか

多くを推測するならば
やはりドロンは
裏の世界との
繋がりがあったのだろう

アランドロン


ナタリードロンと
別れたのもまた
そんな影の噂もあって

自らを守るが為か
それとも
裏の世界への渡し船か

ステファンマルコヴィッチ
ロミーシュナイダー

疑惑は多い…


さて
ナタリードロン
憧れながらも会えなかった方

お袋ほどの齢の差ながら
世界1の美女とまで言われ
フランスへ
パリへ行けば会えると思っていた
あの頃のガキは
欧州ではなく
米国へと出掛けてしまった



時折
夢に見るその美女は
いつも黄色のミウラで現れ

乗らない? って
妖艶に微笑んで来る

乗る乗る! って
ドアに手を掛けるところでいつも目が覚めてしまう

本当はその先の
個人教授のように
あんなことや
こんなことをしてみたいのに


夢はそんな
儚いことばかり

時は待ってはくれず
今 思ったならば
今 行動せねばならないようだ


フランス


世界1の美男には

それなりの噂は絶えず

多くの女たちが

近づいたのだろう


しかし

見掛けの良い男に

中身の良い男はいないと

僕ら同性は知ってるもんで


多くは

ハッピーエンドとはならないようだ


失礼