いつもは
その1つ2つが
僕を監視しているかのように
浮遊しているけれども

時折
その多くが川の流れのように
目の前を通り過ぎることがある




一瞬 ホコリかな? とも思うが
風が入るはずはなく
その団体様御一行は
川の流れのように
右から左へ
下か上へと
移動し横切って行く

それをスマホの画面で眺めながら
肉眼ではとそこを見ても
一切何も見えないから不思議だ

そう
まるでこのiPhoneが
重なって存在している別の世界への
覗き窓のような

そして
もしかすると僕の
このiPhoneだけが
何らかの不具合で
その周波数と重なったのかとすら
思ってみると

先日の古民家では
僕より先に
撮っていたカミさんが

あら
何かが居る! と
スマホを覗きながら呟いていたから
どうやら
僕のだけではないらしい

知らせると面倒かと思い
この一件
家族たちには話しておらず

そう
あの豆まきの映像だけ
ほら
こんな! なんて
見て貰ったまでに抑えている



こうして
今思ったことを
書き留めているが
ほら
今もまだ寝床の中から
天井を撮ると
居る居る 

監視ではなく
守護かと思うのは

いつか
そういったものが見えると
話していた方に
貴方はとても強い何者かに
守られていると言われたからで

でもその時は
そうですかと
ただ聞き流しただけで
信じもしなかった



それでも振り返れば
いくつかの場面で
見えない他力により
救われた場面もあり

それが
還暦を越して
強く現れ始めたようだ

あれもこれもは
あくまでも自分の想像であり
相変わらず本当は分からないが
それで良いのだろうとも思う

そして
これからもそこに
オーブたちが居る限り
朝に夕にと確認しながら
話し掛けてみようと思う