加藤和彦の軌跡を追う映画
トノバン
音楽家 加藤和彦とその時代が
今年 劇場公開されるそうだ



トノバンを失って15年
とうとう
並んでしまったかと思った齢も
もうすぐ越してしまう

言わずと知れた
それは凄い音楽家で
僕ら世代は
ガキの頃から慣れ親しんだ

もちろん
お会いしたことはなく
ライブ会場で
遠くから観ていただけのファン



あの
安井かずみさんの旦那さまで
安井さんが存命だったならば
どんなだったろうかと
時折 思ってもみる

その
安井さんにもお会いしたかったが
そんな術はなく
1度だけ六本木で
スポーツカーに乗る姿を
お見掛けしただけ

それでも
春先に
桜を観ようと訪ねる青山墓地で
素通り出来ずに手を合わせるが

果たしてトノバンは
そのキリスト教会の共同墓地へと
出掛けていたのだろうか


命を燃やし生きたと
どなたかが言うが

多くを成し遂げた方々は
やはり
命の時間と引き換えたように
思えてならない