ひとつひとつ
音を立てて
僕たちの昭和が
欠けている
寂しさよりも
哀しさよりも
仕方なさが
目の前に迫る
そして
それもまた
事後報告ばかり
そんな時代かと
思ってもみるが
そんな時代なのだろう
あの頃
思ってもみなかったことが
目の前で起こっている
便利さと引き換えた世の中は
もう戻せない場所まで
来てしまった
政治家たちは
こちらを向かず
自分ばかりを太らしている
なんとかせねばと
ジタバタしても
何ひとつ変わることなく
自分の時間を失っただけで終える
そんなことをしてる内に
僕らの時間も
過ぎてしまうのだろう
この国は
どこかで
何か
大事なことを
間違えたようだ
八代さんに
お会いしたのは1度だけ
40年も前
プライベートで
多くを語れないが
綺麗なひとだったなあ
ご冥福を…


