都合で12月10日には
わずかに早いけれど
仕事前の早朝
誕生日にと墓参した
いつか
友達の墓参の帰り際に
すれ違った女性が
とても綺麗な花を持参してたので
思わず
綺麗な花ですね と話し掛けると
ええ
父の誕生日ですの と戻って来た
なるほど
命日ばかりに墓参してたけれど
本当は
誕生日が良いのかもしれないと
それ以来
分かる範囲で出掛けることにした
早いもので10年
元気ならば
108歳となっていたはずで
それでも
100歳くらいは余裕だと
なんとなく思っていた中での
98歳
親父のお袋は
37歳だったそうで
その後妻として来たから
僕には多くを知る術はない
それでも
お袋の母の妹だそうで
だから
血の繋がりはある
でも
6人の子供の家庭に飛び込んだから
やはり
大変な苦労をしたのだろう
それでも
いつも笑顔で微笑んでいたから
多くの方々は集まって
楽しい家庭となったのだろう
田舎町の借家街で
自営での商売をしてたから
親父もお袋も忙しく
僕は
おばあちゃんに育てられた
バアちゃん子
バアちゃん子は3文安いと
笑われるけれど
その分
早起きで3文を取り返し続けている
昨年は
突然失った ぱふを
そちら側で宜しくと頼んだけれど
今年は
孫が増えそうですと
報告した
実家の仏壇の位牌の数は
100をも越える本家
その全ての先祖たちが
ここに眠っていると思うと
今更ながら背筋が伸びる
時折
何でもない時でも
エネルギーが放電したと感じた時
ここで手を合わせると
またフル充電に戻った気がするから
やはり
見えないどなたかに
守られ生かされてるのだろう
ありがとう




