たとえ
それが1番であろうとも
いつまでもバイクではなく
いつまでも波乗りでもない
リスクは齢と共に
倍の倍と増えて
怪我は
治りが遅く
これまた
倍の倍へと掛かる
しかも
その怪我も
咄嗟に対処出来ず
大怪我にもなりかねない
すれば
どこかのタイミングで
ここまで! と
切りを付けねばならない
その遊びの仲間たちからの言葉には
後ろ髪引かれるけれど
決断出来たならば
振り返ってはならない
そう
舞い戻ることは
いとも簡単で
その為に後悔することもある
言い訳は
還暦と言う齢で
すでに2年もが過ぎ
そこでだけだった
付き合いの友達を
すべて失ったけれど
仕方なくも
それで良いとすら思っている
しかし
それを埋めるかのように
目の前に現れた新たな楽しみは
その中でまた
同じだけの友を連れて来てくれた
友達と呼ぶには
今まだ早いが
皆 こちらを向いて微笑んいるから
いずれ友達となるのだろう
遊びとは
仕方なくも
そういうものなのだろう


