あれから
22年だそうだ
あの日のことは
遠いこの国でも
とんでもないことが起こったと
悲しんだ
真夜中に飛び込んで来たニュース
現実かと
疑った
その後
争いは絶え間なく続き
多くを失い
それでも
懲りずに
まだ続いている
宗教とやらは
人を救うが
人を殺す
昔は
国の中で争った
それが
国と国とでの争いに変わり
次は
星の争いにならねばいいが…
いや
星との争いになった時
国と国との争いは収まり
世界が1つになるのだろう
いずれにせよ
争いは絶えることなく
世の中にあり
罪なき者たちが
巻き込まれる
武器の商人たちは
裏で微笑み
悪魔は
耳元でそっと囁く
やっちまえよ!
正義とは何か?
悪とは何か?
分からぬまま
ボタンを押す
バカな連中
滅ぶよ
いや
いっそ
滅んだ方が良い
人間なんて…
そう言えば
ピラミッドやスフィンクス
それに
ナスカの地上絵…
それらは
きっとこの星に
人間が生まれる前に
宇宙から来た生物たちが
残したものなのだろう
人間たちが
アポロで
月に旗を建てたように
でも
その生物たちもまた
進化と共に
自分たちの星で滅んだのだろう
そう思うと
地球外生物はいたのだろう
そう
過去にいたのだろうが
これらがタイミング良く会えるには
お互いの持つ 持ち時間が
重ならねばならず
ちょうどな時間は
訪れないのだろう
当時
世界を周っていたバイク仲間は
あの日
まさにあそこにいて
大変な騒ぎだったと
話してくれた
定年を迎え
バイクで世界をとの
旅の途中だったと
日本語しか出来ないその方は
入国の際
すべての書類に
日本語で
わかりませんと書くと
すると
しばらくして
OKが出ると笑っていたが
それももう
この日以降
難しくなったのだろう
そんな日から22年
すでに認知がおろそかになり
今は施設で暮らしているが
世界を周った経験は
やはり
羨ましくもある
時代は
変わってしまったけれど…


