草津良いとこ
1度はおいで 
どっこいしょ なんて…

そう
時折
身体が
心が
疲れると
ぶらり出掛ける温泉町

ありがたいことに
一族で所有する部屋があって
わずかに古いが
バブルの真っ只中に建てた
そのリゾートマンションは
当時の贅沢を施した姿を
今もまだ残している



特に
24時間
掛け流しの大浴場は
近隣のホテルのそれを
軽く凌ぐほどで

もっとも
300を越える世帯
そのくらいないと
足りないのかもしれないが

いつもガラガラのそこで
名湯に浸かり
手足を伸ばし
嫌いなサウナで我慢すれば

あぁ 極楽極楽なんて
言葉を吐く

下界から
1月ほど遅れた季節は
なんとも心地良く

すでに
この暑さで
避暑地ではなくなった軽井沢から
逃げ込んで来る夏だけの方々も多く

そう
真夏でも
クーラー要らずな数少ない
観光地となったようだ

日本一と言われる温泉は
1年中
途絶えることのない観光客で賑わい

春は
新緑と鳥たちの囀りに包まれ
夏は
涼しさを追い
秋は
瞬いほどの紅葉の景色
冬は
一面 雪の世界となり
スキー客で賑わう町

1年を通して
賑わう町は
やはり温泉があるからなのだろう


温泉落語


そこへ
10年ほど前から
落語まで加わって

毎晩
休むことなく
芸協の若手たちが
湯もみ会場を使い
浴衣姿の観光客を笑わせている

もちろん
一族とはいえ
そこはほとんど空き状態で
月に1度か
多くても2度
誰かが出掛けるだけの部屋

繁盛に出掛けた親たちは
遠方により足も遠退き

時には
半年も空けてしまうことまであり
ならば勿体無いからと
知人たちに
どーぞとお声を掛ける

すれば
部屋の換気はなされ
こちらもまた有り難い

もちろん
ホテルを利用すれば
すべてが整っているけれども
草津の宿は
やはり安値ではなく
わずか1泊でも
大枚を必要とするから
高級感となってしまうのだろう



草津は
その先へと
足を伸ばせる拠点でもあり

行きに1泊
帰りに1泊すれば
その先の目的地にも
楽に行ける中間点となる

長野も
黒姫も
志賀高原も
新潟も
富山も
金沢にも… なんて



さあ
良い季節の到来
今週末は
仲良しの噺家さんも草津に出るし

ならば一緒に一杯と


下界の暑さから
逃げ込んでみようかな