車の温度計は
連日39℃を示す
しかし
今はその車の中は快適となり
その車が逆に
世間へと熱を放出している矛盾

なんだかなあと思いながらも
仕方なくも
そんな世の中のようだ




僕らが車に乗り出した頃
エアコンなんて
ほとんど無くて
あってもクーラー

それもオプション設定で
中古車には
大抵 付いてなかった

しかも
エンジンが非力ゆえ
クーラーを入れた途端
馬力は落ちて
気をつけないと
エンストまでする始末

そんな時代は
とうに過ぎて
今ではすべてが標準仕様

しかも
馬力はほとんど落ちることなく
あっという間に冷えて
車内は快適となる

しかし
なぜ故かそのエアコンが壊れると
かなり高価な修理代となり
車そのものの買い替えを
余儀なくされる

どうやら
エンジンとほぼ一体らしく
そのパイプの取り回し等には
大変な作業となるそうだ


あの頃は
こんなに暑くもなかったから
クーラー? 
凄いね 高級車だね! なんて

窓を開けて走るだけで
普通に凌げた夏

仲間たちなんて
見栄を張って
クーラーもないのに窓を閉めて
小さな扇風機で煽ってた

いつの間にか
そんな頃は過ぎて
もう
エアコンなしの車には乗れない

どんなに安価な中古車にも
備えられたエアコン
良い時代なのだろう

いやいや
それが無くても過ごせた昭和が
やはり
1番だったのかもしれない

平成という厄介な時代が過ぎ
わずかに期待した令和も
このありさま

いっそ
南半球へと脱出したいけれども
本家の長男という身

自分の時間の最後まで
この国を見届けねばならない

諸外国から見たら
それでも日本が良いと
思うのだろうけれども…


ガキの頃から車が好きで
常にローンを抱えながら
様々な車に乗って来た

アメリカ車
ドイツ車
イタリア車
フランス車…

結果
ひとつ分かったことがある

それは
日本車の素晴らしさ

そして
トヨタの偉大さ

今では
もう
トヨタ車以外は乗らない

そう
日産でも
ホンダでも
三菱でもない

ダントツのトヨタ!

わかるかな
わかんねえだろな…